早いもので想像を絶する壮絶な痛み悲しみをもたらした東日本大震災から一年が経ちました。
東京在住の僕ですらあの日の揺れの恐怖は拭っても拭っても心、体に今なおベッタリと張り付いたままです。
被災地の皆さんはそれに加え津波の恐怖、放射能の恐怖、不安、と桁違いの心労、過労、それを思うと言葉もありません。
そんな中ででも日々一歩一歩前へと進んでたどり着いた本日、二度とは還らぬ方々の御冥福を心よりお祈りすると共に、失われた何気ない日々、日常、普通であるという事、を被災地で奮闘している皆さんが一日でも早く取り戻せるよう心よりお祈りしています。
最後に街でふと手に取ったフリーペーパーに印字されていて目をひいた、見えない何かに対する強い決意、意思を感じさせる一文を記して終わりにします。
悲しみに負けるのなら
絶望に屈するなら
どうか殺してくれないか
全て終わらせてくれないか
・・・・・また始めよう
黙祷。
黒瀬蛙一
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